陽林寺(読み)ようりんじ

日本歴史地名大系 「陽林寺」の解説

陽林寺
ようりんじ

[現在地名]福島市小田

位作山いさくざんにある。位作山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。信夫しのぶの開山様と通称され、伊達稙宗開基とする名刹。遠江雲林うんりん(現静岡県森町)五世の喜庵祥悦の法弟盛南舜が稙宗の帰依を得て開山し、師の喜庵を始祖としたという。永正一〇年(一五一三)三月稙宗の命を受けた桜田宗敏は百姓地を乞い取って寺領として寄進している(同月二八日「桜田宗敏寄進状」陽林寺文書)。大永八年(一五二八)二月には伊達氏の家臣牧野常仲が当寺に小蔵(小倉)郷の赤間居屋敷一宇を寄進した(同月二〇日「牧野常仲寄進状」同文書)。天文五年(一五三六)四月稙宗は門前一七軒の棟役・諸役などを免除し当寺に寄進している(同月二九日「伊達稙宗棟役免除状」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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