隆栄(読み)りゅうえい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「隆栄」の解説

隆栄 りゅうえい

1809-1867 江戸時代後期の僧。
文化6年生まれ。真言宗安房(あわ)(千葉県)華蔵院の隆典に師事。のち京都智積(ちしゃく)院で28年間まなぶ。京都清和院,江戸真福寺の住職をへて文久2年(1862)智積院39世となった。慶応3年7月17日死去。59歳。安房出身。俗姓石井。字(あざな)は竜謙。著作に「倶舎論(くしゃろん)玄談」「大小乗戒袖珍(しゅうちん)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android