精選版 日本国語大辞典 「際高」の意味・読み・例文・類語
きわ‐だか きは‥【際高】
[1] 〘形動〙
① 他とくらべて、特にはっきりとしているさま。きわだっているさま。
※夜の寝覚(1045‐68頃)五「女の御身、たちまちにそむかせ給ても、きはだかに、雲にのぼらせ給はざらんかぎりは」
※夜の寝覚(1045‐68頃)五「あまりきはだかなるおほせこそ苦しけれ」
きわ‐だか・し きは‥【際高】
〘形ク〙 特にきわだっているさま。きっぱりしている。また、気位が高い。
※浜松中納言(11C中)二「さすがなるさかしら心の、きはたかくさいまくれたるやうなる」
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