精選版 日本国語大辞典 「雀色」の意味・読み・例文・類語 すずめ‐いろ【雀色】 〘 名詞 〙 雀の羽のような茶褐色。また、夕暮れ時の形容にも用いる。すずめいろどき。[初出の実例]「さびしさや小春日和の雀いろ〈司草〉」(出典:俳諧・風やらい(1801)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
色名がわかる辞典 「雀色」の解説 すずめいろ【雀色】 色名の一つ。雀茶、雀頭じゃくとう色ともいう。ハタオリドリ科スズメの頭のような赤黒い茶色。雀が人の住む地域を好む身近な鳥であるためか、植物の名が多い色名のなか、江戸時代に登場したとされる。茶色系統は当時の流行色。また、空が雀色に染まる夕暮れのころを雀色時という。 出典 講談社色名がわかる辞典について 情報