雀鷹(読み)ツミ

デジタル大辞泉 「雀鷹」の意味・読み・例文・類語

つみ【雀鷹/雀鷂】

タカ科の鳥。日本のタカ類で最小。雌は全長約30センチ。雄は少し小さく、悦哉えっさいとよぶ。低山の林で繁殖し、主に小鳥を捕食する。

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精選版 日本国語大辞典 「雀鷹」の意味・読み・例文・類語

つみ【雀鷹・雀鷂】

  1. 〘 名詞 〙 タカ科の鳥。全長は雌で約三〇センチメートル、雄は約二六センチメートルで日本産のタカ類中最小。体重は雌が約一四〇グラム、雄は約九〇グラムと差がある。上面は暗色で、下面は雌では白に暗色の横縞が多数あり、雄では胸腹が黄赤褐色、尾羽には暗色の帯がある。日本から中国にかけて分布し、秋冬には東南アジアに渡るが、日本には一部残留するものがある。森林棲で小鳥を主食とし、自分と同じくらいの大きさの鳥まで捕(と)る。雌雄の大きさと羽色が異なるため、雌をツミ、雄をエッサイと呼んでいた。《 季語・秋 》 〔十巻本和名抄(934頃)〕

すずめ‐だか【雀鷹】

  1. 〘 名詞 〙 ツミの雌の異称。〔俳諧・年浪草(1783)冬〕

すずみ‐たか【雀鷹】

  1. 〘 名詞 〙 ツミの雌の異称。〔十巻本和名抄(934頃)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「雀鷹」の解説

雀鷹 (ツミ)

学名Accipiter gularis
動物。ワシタカ科の渡り鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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