雌雄異熟(読み)シユウイジュク

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「雌雄異熟」の意味・読み・例文・類語

しゆう‐いじゅく【雌雄異熟】

  1. 〘 名詞 〙 植物で、雌花と雄花とで開花時期が異なる現象

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「雌雄異熟」の意味・わかりやすい解説

雌雄異熟
しゆういじゅく
dichogamy

高等植物の花において両性花でありながら,めしべ (雌ずい) とおしべ (雄ずい) の成熟期がずれていて,自家受粉ができないようになっていること。おしべがめしべより先に成熟するもの (雄ずい先熟) はヤナギラン,キク科,ウメバチソウ,ユキノシタ科,セリ科などがあり,逆にめしべが先に成熟するもの (雌ずい先熟) にゴマノハグサ科オオバコ科アブラナ科などがある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む