離合集散(読み)リゴウシュウサン

デジタル大辞泉 「離合集散」の意味・読み・例文・類語

りごう‐しゅうさん〔リガフシフサン|リガフシユウサン〕【離合集散/離合×聚散】

[名](スル)人々がより集まって仲間をつくったり、また別々に分かれたりすること。「信念もなく―する各派閥」

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精選版 日本国語大辞典 「離合集散」の意味・読み・例文・類語

りごう‐しゅうさんリガフシフサン【離合集散・離合聚シュウ散】

  1. 〘 名詞 〙 離れたり集まったりすること。
    1. [初出の実例]「何となれば彼百貨の離合集散する所以の者は唯此の機関あるが故なればなり」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉五)

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四字熟語を知る辞典 「離合集散」の解説

離合集散

別れたり会ったり、また、離れたり集まったりすること。

[活用] ―する。

[使用例] 離合聚散、共に自由にならない[夏目漱石三四郎|1908]

[使用例] 少なくとも僕は、他人夫婦の離合集散恋愛のてんまつなどに、失敬千万興味などを持つような、そんな下品な男でだけは無いつもりだ[太宰治女類|1948]

[解説] 「集散」は「聚散」とも書きました。

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