離合(読み)リゴウ

デジタル大辞泉 「離合」の意味・読み・例文・類語

り‐ごう〔‐ガフ〕【離合】

[名](スル)
離れることと合わさること。離れたり一緒になったりすること。「政権を争って党派離合する」
自動車が狭い道ですれちがうこと。九州などでいう。「幅員狭小により離合困難」
[補説]書名別項。→離合
[類語]集散結集集合集結糾合集中凝集密集蝟集いしゅう群集集積拡散分散四散散開飛散雲散離散霧散散逸雲散霧消

りごう【離合】[書名]

谷崎精二長編小説。大正6年(1917)刊。

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精選版 日本国語大辞典 「離合」の意味・読み・例文・類語

り‐ごう‥ガフ【離合】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 離れることと合うこと。離れたり集まったりすること。
    1. [初出の実例]「此人が孝心にして、母に離合するに感じて」(出典:四河入海(17C前)二二)
    2. [その他の文献]〔史記‐歴書〕
  3. りごうし(離合詩)」の略。
    1. [初出の実例]「在辺贈友。一首。離合。野岑守」(出典文華秀麗集(818)上)

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普及版 字通 「離合」の読み・字形・画数・意味

【離合】りごう

集散。

字通「離」の項目を見る

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