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離婚式 りこんしき

知恵蔵の解説

離婚式

離婚を決めた夫婦が結婚生活にピリオドを打ち、別々の人生を歩み始めるための区切りの儀式。1990年代から、海外の事例が紹介されたり小説や映画の題材として取り上げられたりしていたが、近年、実際に離婚式を企画するサービスが誕生して話題になった。
離婚式が広く知られるようになったのは、寺井広樹・離婚式プランナーによる離婚式の事業化が大きい。大学時代の先輩の離婚式を企画したのが評判となり、2009年からサービスを開始したという。レストランなどに友人などを招いて離婚を報告し、会食する内容。夫婦最後の共同作業として結婚指輪を2人でハンマーでたたきつぶす演出がメディアで紹介され、話題を呼んだ。式をすることでけじめをつけて再出発し、互いの友人など周囲の人たちとの関係も良好に保てるという。中には、式をきっかけに離婚を思いとどまったケースもあるそうだ。
離婚件数が増加する中で、「離婚式」という言葉は、1990年頃からメディアに登場している。離婚に伴う親のいさかいが子どもに害を与えることから、円満な離婚の象徴として欧米や中国で行われている離婚式の事例が紹介されてきた。また、小説『離婚式』(三浦俊彦著、97年)、映画『Last Dance―離婚式』(向井寛監督、2001年)、テレビドラマ『あゝ!離婚式』(倉本聰脚本、04年)、小説『三月の招待状』(角田光代著、08年)などの作品で、離婚式が描かれている。

(原田英美  ライター / 2011年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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