雪ノ浦(読み)ゆきのうら

日本歴史地名大系 「雪ノ浦」の解説

雪ノ浦
ゆきのうら

中世よりみえる彼杵(そのき)庄内の浦。元応二年(一三二〇)某月二七日の東福寺領肥前国彼杵庄文書目録案(東福寺文書)に「同庄雪浦□□三島」とみえ、彼杵庄の雑掌は元応元年年貢未進を行ったと思われる一分領主田河彦太郎を鎮西探題に訴え、年貢の究済が下知されたと考えられ、田河氏の勢力下にあった。嘉暦四年(一三二九)七月三日の東福寺領肥前国彼杵庄文書目録(正慶乱離志裏文書)に「雪浦并馬手島」の領主として田河彦太郎が記され、正中二年(一三二五)四月に同様の下知が下されたと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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