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雲中(読み)うんちゅう

世界大百科事典 第2版の解説

うんちゅう【雲中 Yún zhōng】

中国,山西省大同市地方の古名。古来,北方の遊牧民族に対する拠点であった。唐代ここを中県と称し,雲州あるいは雲中郡の行政中心としたのが始まりで,遼代には大同県がおかれ,これを中心とした行政区域を大同府というようになった。古く雲中というのは,戦国時代の趙国の西部をさし,陰山山脈南方の広い地域であった。秦・漢時代にはその南西部を雲中郡とし,行政中心を雲中県においたが,それは今の内モンゴル自治区のトグト(托克托)県に当てられている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

世界大百科事典内の雲中の言及

【大同】より

…歴史的都市でもあり,古来,北方の遊牧民族に対する防衛拠点で,軍事上の要地として知られていた。秦代平城県がおかれ,北魏の国都となったのち,唐代雲中県となり,雲州の州治があった。遼代大同県を分置,大同府の府治となり,西京がおかれた。…

※「雲中」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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