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雲崗様式 うんこうようしき

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

雲崗様式
うんこうようしき

中国の雲崗石窟 (460~493) の造像様式。雲崗では砂岩を巧みに彫刻しているが,初期 (曇曜〈どんよう〉五窟) の様式は肉体の起伏がはっきり認められる薄い仏衣をまとった明るい丸顔の印度風仏像で,量感に満ちきわめて明朗で簡潔な表現をとっている。しかし 480年頃からは肉体の起伏のまったく認められない厚い仏衣をまとい,面長で口元に微笑をたたえたもの静かな中国風仏像が造られはじめた。これが後期様式 (第5・6洞) で,その変化の原因には曇曜を長とした北涼系工人から,長安出身の中国伝統美術の工人に交代したことが考えられよう。

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