電磁パルス攻撃(読み)デンジパルスコウゲキ

デジタル大辞泉 「電磁パルス攻撃」の意味・読み・例文・類語

でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】

高度における核爆発で発生する強力な電磁波パルスEMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波爆風という形で熱エネルギー運動エネルギーに変換されず、ガンマ線またはX線などの電離放射線放射エネルギーに変換される。放射線が窒素酸素などの分子中の電子に衝突して弾き出すコンプトン散乱によって電磁パルスが発生する。爆発の高度や規模によるが、およそ1000キロメートルの範囲にわたって電子機器の破壊停電などが起こると考えられている。EMP攻撃

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む