電磁パルス攻撃(読み)デンジパルスコウゲキ

デジタル大辞泉 「電磁パルス攻撃」の意味・読み・例文・類語

でんじ‐パルスこうげき【電磁パルス攻撃】

高度における核爆発で発生する強力な電磁波パルスEMP)によって、電子機器や電力網に広範囲にわたって多大な影響を与える攻撃。希薄な大気中で核爆発が起きると、爆発のエネルギーは衝撃波爆風という形で熱エネルギー運動エネルギーに変換されず、ガンマ線またはX線などの電離放射線放射エネルギーに変換される。放射線が窒素酸素などの分子中の電子に衝突して弾き出すコンプトン散乱によって電磁パルスが発生する。爆発の高度や規模によるが、およそ1000キロメートルの範囲にわたって電子機器の破壊停電などが起こると考えられている。EMP攻撃

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む