電離放射線(読み)デンリホウシャセン

化学辞典 第2版「電離放射線」の解説

電離放射線
デンリホウシャセン
ionizing radiation

直接電離粒子または間接電離粒子,あるいはそれらの混合からなるすべての放射線.直接電離粒子は,衝突により電離を起こすのに十分な運動エネルギーをもつ荷電粒子(電子陽子,α粒子など)であり,間接電離粒子は,直接電離粒子を発生させるか,あるいは核変換を起こすことのできる非荷電粒子(光子中性子など)である.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

デジタル大辞泉「電離放射線」の解説

でんり‐ほうしゃせん〔‐ハウシヤセン〕【電離放射線】

原子分子電離する作用をもつ放射線の総称。高速荷電粒子(α線電子線)や高速中性子などの粒子線、短波長で高いエネルギーをもつ紫外線X線γ線を指す。人間を含む生物体に有害な影響を与えるため、医療・産業分野の放射線に関わる業務において、さまざまな法的規制が設けられている。→非電離放射線

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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