デジタル大辞泉 「電鳴楽器」の意味・読み・例文・類語 でんめい‐がっき〔‐ガクキ〕【電鳴楽器】 電気を利用する楽器の総称。エレクトリックギターのように、電気によらない音を電気信号に変えて増幅する電気増幅楽器と、シンセサイザーのように、発音そのものに電気を用いる電気発振楽器がある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「電鳴楽器」の意味・わかりやすい解説 電鳴楽器でんめいがっきelectrophone 英語Elektrophon ドイツ語électrophone フランス語 ホルンボステル‐ザックスの楽器分類法(1914)に、のちザックスが1940年に電気を用いた楽器のために加えた第五の分類。電気を用いずに出された音を電気信号に変えて増幅し、また音色に変化をつけることもある「電気増幅楽器」と、発音そのものに電気を用いる「電気発振楽器」に下位分類される。したがって、電気式アクションのオルガンなどは、電鳴楽器には分類されない。[前川陽郁] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「電鳴楽器」の意味・わかりやすい解説 電鳴楽器でんめいがっきelectrophone 楽器の分類名称。 C.ザックスは 1940年に公刊した『楽器の歴史』のなかで,従来の4分類 (体鳴楽器,膜鳴楽器,弦鳴楽器,気鳴楽器) に対して,第5類に相当するこの電鳴楽器を加え5分類とした。この類は,現代のエレクトロニクスの発達によって生れた楽器で,電気増幅楽器と電気発振楽器に大別される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by