デジタル大辞泉 「霊殿」の意味・読み・例文・類語 たま‐どの【霊殿/▽魂殿】 1 死者の霊を祭った所。たまや。2 葬送の前にしばらく遺体を納めておく殿舎。たまや。「昔物語に、―に置きたりけむ人のたとひを、思ひ出でて」〈源・夢浮橋〉 れい‐でん【霊殿】 先祖などの霊を祭った建物。霊廟れいびょう。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「霊殿」の意味・読み・例文・類語 たま‐どの【霊殿】 〘 名詞 〙① 葬送の前にしばらく遺骸を安置しておく所。たまや。魂(たま)の夜殿(よどの)。[初出の実例]「納言素不レ許二火葬一。仍於二件寺垣西之外一、造二玉殿一安レ之」(出典:権記‐寛弘八年(1011)七月一一日)② 霊魂をまつった所。たまや。おたまや。 れい‐でん【霊殿】 〘 名詞 〙 神仏や先祖などの霊をまつった建物。霊廟。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例