霊玄(読み)れいげん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「霊玄」の解説

霊玄 れいげん

1619-1698 江戸時代前期の僧。
元和(げんな)5年生まれ。浄土宗出羽(でわ)田沢城(秋田県)城主の子という。常陸(ひたち)(茨城県)瓜連(うりづら)常福寺の台山にまなぶ。のち武蔵(むさし)滝山(東京都)大善寺,下総(しもうさ)飯沼弘経寺(茨城県),江戸増上寺の住職となる。貞享(じょうきょう)2年(1685)浅草霊山寺を再興した。元禄(げんろく)11年5月9日死去。80歳。字(あざな)は一到。号は信蓮社生誉。著作に「浄業図記」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android