霜注意報(読み)しもちゅういほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「霜注意報」の意味・わかりやすい解説

霜注意報
しもちゅういほう

により農作物被害が及ぶと予想されるときに発表される注意報。霜により新芽や葉が黒く変色して枯れてしまったり,農作物の発育不全や結実不良などの災害が起こる 4~5月の晩霜期や晩秋の早霜期に発表されることが多い。真冬は農作物への影響が小さく,また霜への対策がなされているため,発表されることは少ない。最低気温があらかじめ決められた温度より低くなると予想されるときに発表されるが,過去に早霜による被害が起こったことがない,あるいは非常に少ない地域では早霜期の基準がないところもある。沖縄県と東京都の小笠原諸島では過去に霜の被害がなかったため霜注意報の基準がない。また,一年を通して霜による災害の起こる可能性のある北海道では時期の指定はなく,最低気温の基準値のみとなっている。(→気象注意報霜害

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

収穫年度を2年経過した米。《季 秋》[類語]米・玄米・白米・新米・古米・粳うるち・粳米・糯もち・糯米・黒米・胚芽米・精白米・内地米・外米・早場米・遅場米・新穀・米粒・飯粒・小米・屑米...

古古米の用語解説を読む