霰小紋(読み)アラレコモン

精選版 日本国語大辞典 「霰小紋」の意味・読み・例文・類語

あられ‐こもん【霰小紋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あられごもん」とも ) 織物や、染め物の模様名称。あられの模様の小紋石畳の総紋の細小なものをいうが、近世では鮫(さめ)小紋などの規則正しく配列したものをいい、裃(かみしも)などに多く用いた。
    1. [初出の実例]「色は花色にして、あられごもんをつけたといへ」(出典:咄本・当世手打笑(1681)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む