霰小紋(読み)アラレコモン

デジタル大辞泉 「霰小紋」の意味・読み・例文・類語

あられ‐こもん【×霰小紋】

あられのような細かい文様を一面に染め出したもの。

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精選版 日本国語大辞典 「霰小紋」の意味・読み・例文・類語

あられ‐こもん【霰小紋】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あられごもん」とも ) 織物や、染め物の模様名称。あられの模様の小紋石畳の総紋の細小なものをいうが、近世では鮫(さめ)小紋などの規則正しく配列したものをいい、裃(かみしも)などに多く用いた。
    1. [初出の実例]「色は花色にして、あられごもんをつけたといへ」(出典:咄本・当世手打笑(1681)一)

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