青褪める(読み)アオザメル

精選版 日本国語大辞典 「青褪める」の意味・読み・例文・類語

あお‐ざ・めるあを‥【青褪】

  1. 〘 自動詞 マ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]あをざ・む 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙
  2. 青くなる。青ばむ
    1. [初出の実例]「体(てい)(なびやか)に色青醒(アヲザメ)たる雲客也」(出典太平記(14C後)三五)
    2. 「海の色が月光で青冷めて輝いていました」(出典:島の果て(1948)〈島尾敏雄〉)
  3. 特に、体の衰弱や恐怖などのため、顔色が青白くなる。
    1. [初出の実例]「この男、あをざめて出できたりけり」(出典:古今著聞集(1254)一六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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