日本大百科全書(ニッポニカ) 「革新自由連合」の意味・わかりやすい解説 革新自由連合かくしんじゆうれんごう 1977年(昭和52)参議院議員選挙を機に、ばば・こういち(1933―2010)、矢崎泰久(やすひさ)(1933―2022)ら革新的文化人によって結成された市民参加型政治組織。代表は中山千夏(ちなつ)(1948― )。略称は革自連。他の市民型組織に比べイデオロギー色が薄く、自治体首長選挙では共産党とともに市民派候補を推した例が多い。参議院比例代表区(旧、全国区)に議席をもち、1983年6月の参院選にも無党派市民連合を名のって候補者をたてたが、議席を得られず惨敗。その後、意見の違いが表面化して、1983年9月17日に解散した。[藤井 正] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例