音受容(読み)おんじゅよう(その他表記)phonoreception

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「音受容」の意味・わかりやすい解説

音受容
おんじゅよう
phonoreception

音刺激を受容することをいい,普通は聴覚器官で行われる。やや広義には,魚類側線による振動受容なども含まれる。昆虫鼓膜器官腹部前肢にあり,鼓膜の振動が直接これに連絡した感覚細胞を刺激する。脊椎動物では内耳迷路で行われ,鳥類や哺乳類ではよく発達して蝸牛管を形成している。蝸牛管全長にわたって有毛細胞が基底膜上に並び,コルティ器官を形成している。これは音の強さや高低を判別する。人では 16~20Hzから 1.6万~2万 Hzまで,コウモリでは 10万 Hzまで聞くことができる。

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