須美寿島(読み)すみすとう

日本歴史地名大系 「須美寿島」の解説

須美寿島
すみすとう

青ヶ島南方一一五キロに位置する岩礁。スミス島とも書く。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 場所

日本大百科全書(ニッポニカ) 「須美寿島」の意味・わかりやすい解説

須美寿島
すみすじま

東京都、伊豆諸島南部、ベヨネース列岩と鳥島の中間(北緯31度26分、東経140度3分)にある岩礁。面積0.03平方キロメートル。活火山で、南北に長い板状の岩が突出し、標高136メートル。東京都八丈支庁管内の無人島。1870年(明治3)以降、付近で数回海底噴火し、新島も再三出没。近くは1974~1977年(昭和49~52)に海底火山活動によるらしい海水変色があった。地学者未踏の難所であるが、安山岩と考えられる。1981年夏、探検家1名が墜落死した。

諏訪 彰]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android