精選版 日本国語大辞典 「預免」の意味・読み・例文・類語 あずかり‐めんあづかり‥【預免】 〘 名詞 〙 荘園の預所(あずかりしょ)の得分とされた田地、あるいは在家。荘園領主から荘官、預所などに支給されたもので、領家に対する諸課役は免除されるが、荘官、預所などに対しては田畑耕作、雑役勤仕などの義務を負った。→免。[初出の実例]「行事免一宇 二百七十二、大蔵 預免一宇 五十六〈略〉奥院預免三宇 一宇 八十五一宇十四 一宇三百十七」(出典:高野山文書‐応永三年(1396)八月日・官省符在家支配帳) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例