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頓教 トンギョウ

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デジタル大辞泉の解説

とん‐ぎょう〔‐ゲウ〕【頓教】

仏語。修行の階程を経ないで、直ちに成仏できると説く教え。また、最初からいきなり深遠な大乗の理法を説く教え。→漸教(ぜんきょう)

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大辞林 第三版の解説

とんぎょう【頓教】

〘仏〙
長い修行を積まず、すみやかに悟りを完成させる教法。頓成の教。 ↔ 漸教ぜんきよう
五時八教の化法四教の一。すぐれた素質・能力のあるものに対して、初めから説かれる究極の大乗の教法。華厳経けごんきようの教えをいう。頓説の教。

出典|三省堂
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世界大百科事典内の頓教の言及

【教相判釈】より

…ほかにも竺道生の教判を発達させた劉虬の七階の教判などもあった。 次にこのような南朝前半期仏教が北朝後半期仏教に輸入されて発達していくころに,智誕が南朝系教判の《法華経》までは漸教であって不了義(不完全な教義)であり最後の《大般涅槃経》だけが頓教であって了義であるという二教教判を提出したのではないかと考えられる。さらに北朝後半期仏教が慧光を初代僧統として展開して《十地経論》《華厳経》などの研究理解が深化したところで,声聞,独覚,菩薩乗が別教であり《法華経》が通教であり《涅槃経》《華厳経》《大集経》が通宗教であるが,《涅槃経》までは漸教であり《華厳経》こそが円頓教であるという教判などが成立した(敦煌写本,スタインNo.613参照)。…

※「頓教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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