頓知(読み)トンチ

デジタル大辞泉 「頓知」の意味・読み・例文・類語

とん‐ち【頓知/頓×智】

その場に応じて即座に出る知恵機知。「―を働かす」
[類語]機知機転ウイットエスプリユーモア

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「頓知」の意味・読み・例文・類語

とん‐ち【頓知・頓智】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 場面や状況などに応じて即座に出る知恵。また、そのような知恵のあるさま。機知。気転
    1. [初出の実例]「俊発頓知の良将なれば」(出典:南蛮寺興廃記(1638頃))
    2. 「梅津の嘉門といふ人、生得頓智(トンチ)聰明にして」(出典:読本・昔話稲妻表紙(1806)五)

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