頭蓋内圧亢進(読み)とうがいないあつこうしん(その他表記)increased intracranial pressure

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「頭蓋内圧亢進」の意味・わかりやすい解説

頭蓋内圧亢進
とうがいないあつこうしん
increased intracranial pressure

脳圧亢進とか髄液圧亢進ともいう。病巣 (腫瘍,血腫など) の発生,拡大,頭蓋内血液量の増加,脳脊髄液の交通遮断,脳浮腫などで頭蓋の内容が増大するために起る現象。放置すれば,脳が圧迫されて小脳テント切痕ヘルニア,大後頭孔ヘルニアといったかんとん (嵌頓) を起し,脳幹障害が現れる。慢性の場合は頭痛,嘔吐,眼底のうっ血乳頭という3主徴がみられ,急性の場合は意識障害が急速に進行し,昏睡に陥って死亡する。そのため,内科的あるいは外科的な減圧治療 (→減圧術 ) を行なって,脳のかんとんを防がなければならない。

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