頻脈性不整脈(読み)ヒンミャクセイフセイミャク

デジタル大辞泉 「頻脈性不整脈」の意味・読み・例文・類語

ひんみゃくせい‐ふせいみゃく【頻脈性不整脈】

心拍数が早くなる不整脈。1分間に100回以上になるものをいう。運動後などに見られる洞性頻脈ほか心房で起こるものと心室で起こるものがあり、心拍数などによって期外収縮頻拍・粗動・細動に分かれる。心室細動が起きた場合は、できるだけ早くAED自動体外式除細動器)などで心臓に電気ショックを与える必要がある。心室細動や心室頻拍など致死性の不整脈を起こす可能性がある場合は、ICD植え込み型除細動器)による治療などが行われる。→徐脈性不整脈

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android