頼山陽居宅(読み)らいさんようきよたく

日本歴史地名大系 「頼山陽居宅」の解説

頼山陽居宅
らいさんようきよたく

[現在地名]中区袋町

ふくろ町の侍士屋敷地にあった。頼山陽(通称久太郎)は安永九年(一七八〇)広島藩儒頼春水の子として大坂に生れたが、翌年父の帰任とともに広島城下袋町の邸宅に入り、この地に育った。二一歳のとき脱藩し、上方に出奔したが連戻され、邸内の一室(頼山陽居室として国指定史跡)に五年間幽閉された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む