頼殿堤(読み)よりどのづつみ

日本歴史地名大系 「頼殿堤」の解説

頼殿堤
よりどのづつみ

摂津市鳥飼(とりかい)・味生(あじふ)地区の安威(あい)川左岸堤防。寄殿とも書かれ、頼殿縄手ともよばれた。この地区は安威川・淀川・神崎川に囲まれた低湿地であるため、集落と耕地を河川の氾濫洪水や悪水流入から防ぐため数多くの堤防が一六世紀中期から後期にかけて築造された。頼殿堤もそうした堤防の一つである。築堤時期は不明であるが、天正一六年(一五八八)四月一四日付の三ケ牧井路につき申合せ証文(高槻市役所蔵)に「鳥養村寄殿まて落樋被下事」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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