デジタル大辞泉
「顆」の意味・読み・例文・類語
か【顆】[漢字項目]
[音]カ(クヮ)(呉)(漢) [訓]つぶ
丸くて小さなもの。つぶ。「顆粒/一顆」
か〔クワ〕【×顆】
医学で、骨の丸みをおびた突出部。「大腿骨外側顆」
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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かクヮ【顆】
- 〘 接尾語 〙 果物、石、涙などのように、粒になったものを数えるのに用いる語。つぶ。
- [初出の実例]「鉄六廷、砥四顆」(出典:延喜式(927)四)
- 「其恩の重き事をおもへば、千顆万顆の玉にもこえ」(出典:平家物語(13C前)二)
- [その他の文献]〔漢武帝内伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「顆」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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顆
顆突起,関節丘などともいう.骨端の丸い隆起,すなわち関節突起で,特に指関節についていう.
出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報
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世界大百科事典(旧版)内の顆の言及
【塩】より
…炉は石組みのもの,石敷きのもの,灰土で壁をつくるものなどあり,大は福井県大飯町船岡遺跡の長径約5m,短径約1.8mの石敷炉,小は香川県坂出市ナカンダ浜の長径約1.0m,短径約0.7mの灰土炉などがある。製塩土器でつくられた塩が,さらに加熱固型化され,いわゆる焼塩にされる場合もあり,古代の文献にみえる顆(か)あるいは果という計量単位は,こうした固型焼塩の存在を示すものであろう。したがって,製塩土器が内陸で炭灰とともに発見されることがあるのは,単に運搬容器としてだけでなく,搬入先で焼塩が行われたことをも示す。…
※「顆」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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