顔見世芝居(読み)カオミセシバイ

デジタル大辞泉 「顔見世芝居」の意味・読み・例文・類語

かおみせ‐しばい〔かほみせしばゐ〕【顔見世芝居】

顔見世3」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「顔見世芝居」の意味・読み・例文・類語

かおみせ‐しばいかほみせしばゐ【顔見世芝居】

  1. 顔見世芝居〈戯場訓蒙図彙〉
    顔見世芝居〈戯場訓蒙図彙〉
  2. 〘 名詞 〙 一七世紀中ごろからはじまった歌舞伎年中行事の一つ江戸時代の各座は一〇月に一年契約で役者その他の入れ替えを行なったが、一一月から新加入の役者を加えて一座総出演で行なう興行をいう。旅興行などでは初日をいう。つらみせしばい。顔見世興行。顔見世。
    1. [初出の実例]「河原の役者入替りて㒵(カホ)みせ芝(シバ)ゐの時分は」(出典浮世草子世間胸算用(1692)三)

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