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顕証 ケショウ

デジタル大辞泉の解説

け‐しょう【顕証】

[名・形動ナリ]けんしょう」の撥音の無表記。
「勢ひ殊(こと)に住み満ち給へれば、―に人しげくもあるべし」〈玉鬘

け‐そう【証】

[名・形動ナリ]《「そう」は「しょう」の直音表記》「けんしょう(顕証)」に同じ。
「あなたはいと―なれば、この奥にやをらすべりとどまりてゐたり」〈紫式部日記

けん‐しょう【顕証】

[名・形動ナリ]《「けんそう」とも》あらわで、人目につくこと。また、そのさま。
「有り明けの月いみじく明かかりければ、―にこそありけれ、いかがすべからむ、と」〈大鏡・花山院〉

けん‐そう【顕証】

[名・形動ナリ]《「そう」は「しょう」の直音表記》「けんしょう(顕証)」に同じ。
「道―ならぬ先にと、夜深う出でしかば」〈更級

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

けしょう【顕証】

〔「けんしょう」の撥音「ん」の無表記〕
あらわではっきりしていること。けそう。けんそう。 「所のさまも、あまりに河づら近く-にもあれば/源氏 宿木

けそう【顕証】

顕証けしよう」に同じ。 「髪の筋なども、なかなか昼よりも-に見えて/枕草子 184

けんしょう【顕証】

( 名 ・形動ナリ )
はっきり物事があらわれること。際立っているさま。けしょう。けんぞ。 「山科にて明けはなるるにぞ、いと-なる心地すれば/蜻蛉

けんそう【顕証】

( 名 ・形動ナリ )
けしょう(顕証)」に同じ。 「げに、かの夕暮の-なりけむに/源氏 竹河

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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