願求院(読み)がんぐいん

日本歴史地名大系 「願求院」の解説

願求院
がんぐいん

[現在地名]むつ市大平町

大平おおだいら町の北の高台に位置する。松風山と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「願求院 松風山田名部常念寺末寺」とある。天和三年(一六八三)の草創で、開基田名部常念たなぶじようねん寺三世円鶴の法子良喚と伝える(新撰陸奥国誌)一説によれば寛文(一六六一―七三)の頃田屋たや(現下北郡東通村)にあった阿弥陀堂を移したものという(大湊町誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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