風概(読み)ふうがい

精選版 日本国語大辞典 「風概」の意味・読み・例文・類語

ふう‐がい【風概・風槩】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 人品風格。独特のすぐれた気性
    1. [初出の実例]「啻記取会次之風槩以為文戦之徴矣耳」(出典:新編覆醤続集(1676)一六・筆談跋)
    2. [その他の文献]〔晉書‐桓温伝〕
  3. 景色風光。〔拙堂紀行文詩‐一・京華遊録〕

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普及版 字通 「風概」の読み・字形・画数・意味

【風概】ふうがい

風格。〔晋書、桓温伝〕、豪爽にして風り。貌(しばう)甚だ、面に七星り。~(劉)嘗(かつ)て之れをして曰く、の眼は紫石(しせきりよう)の如く、鬚(ひげ)は蝟毛(ゐまうたく)を作(な)すと。

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