精選版 日本国語大辞典 「風蝶草科」の意味・読み・例文・類語 ふうちょうそう‐かフウテフサウクヮ【風蝶草科】 〘 名詞 〙 双子葉植物の科名。約三〇属六五〇種があり、世界の熱帯および暖帯に分布する。多くは乾生の半高木、低木、時につる性、ごくまれに草本。互生する葉は密毛でおおわれ、しばしば托葉がある。花は両性、放射相称、通常総状花序になる。四枚の萼花弁があるかまたは多数、時にない。雄しべは少数または多数で数や形態に多くの変異が見られる。子房は有柄または無柄。通常一室または二室。少数または多数の胚珠がある。果実は蒴果または液果。日本にはギョボクが九州南西部以南に自生する。また、セイヨウフウチョウソウを観賞用に栽培している。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例