風露(読み)フウロ

精選版 日本国語大辞典 「風露」の意味・読み・例文・類語

ふう‐ろ【風露】

  1. 〘 名詞 〙 風と露。
    1. [初出の実例]「風露蕭条秋気冷」(出典:本朝無題詩(1162‐64頃)三・八月十五夜翫月〈藤原茂明〉)
    2. [その他の文献]〔陶潜‐乙酉歳九月九日詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「風露」の読み・字形・画数・意味

【風露】ふうろ

風と露。清涼の気。清・杭世駿〔中秋月、感有りて賦す〕詩 廣月宮)に到りて相ひ問訊せんと擬(ぎ)す 一天の風露、轉(うた)た凄

字通「風」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む