飛車取王手(読み)ひしゃとりおうて

精選版 日本国語大辞典 「飛車取王手」の意味・読み・例文・類語

ひしゃとり‐おうて‥ワウて【飛車取王手】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 将棋で、打った一手が飛車手と王手両手になること。王手飛車。飛車手王手。
    1. [初出の実例]「自身番で、飛車取王手をわらふやうに、かく有りたきもいい」(出典:滑稽本・和合人(1823‐44)三)
  3. ( 比喩的に用いて ) 二つうち、どちらかを確実に実現させようとする方策両天秤
    1. [初出の実例]「本街道を迯れば追手に取巻れるだらうし、閑道へかかれば狼が居るといふし、飛車取り大手を喰ったのだア」(出典:人情本・春色梅美婦禰(1841‐42頃)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む