本街道(読み)ホンカイドウ

デジタル大辞泉 「本街道」の意味・読み・例文・類語

ほん‐かいどう〔‐カイダウ〕【本街道/本海道】

江戸時代脇街道に対して、五街道のこと。

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関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「本街道」の意味・読み・例文・類語

ほん‐かいどう‥カイダウ【本街道・本海道】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、脇街道に対して、五街道をいう。狭義には、中山道に対し東海道をさす場合もある。転じて、本道公道をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「三人ながら本海道(ホンカイダウ)道中」(出典浮世草子西鶴織留(1694)四)
  3. 本来の道。正しい道。真人間の生活。
    1. [初出の実例]「迷ひてわからぬ欲の道、ゆけどもゆけども本街道(ホンカイダウ)へ、出るにでられぬなんぎとなるべし」(出典:人情本春色辰巳園(1833‐35)初)

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