日本歴史地名大系 「飯塚新田」の解説
飯塚新田
いいづかしんでん
- 栃木県:小山市
- 飯塚新田
承応元年(一六五二)壬生町の枝郷として開発され、同三年壬生通伝馬宿となる(正徳二年「村明細帳」神山美児登文書)。以後壬生藩領。同三年の飯塚新町開基名主・年寄控之次第(同文書)によれば、同年六月名主二人と年寄四人が決定し、飯塚町(宿)が成立した。「曾良旅日記」元禄二年(一六八九)三月二九日に「此間姿川越ル。飯塚ヨリ壬生ヘ一リ半。飯塚ノ宿ハヅレヨリ左ヘキレ、(小クラ川)川原ヲ通リ、川ヲ越」と記される。
飯塚新田
いいづかしんでん
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報