飯島珈涼尼(読み)いいじま かりょうに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯島珈涼尼」の解説

飯島珈涼尼 いいじま-かりょうに

1696-1771 江戸時代中期の俳人
元禄(げんろく)9年生まれ。俳人の喜多村雪翁の娘。俳諧(はいかい)を和田希因にまなび,同門の飯島五々と結婚する。加賀千代,越前(えちぜん)の哥川(かせん)とともに北陸の三女性俳人とうたわれた。明和8年11月25日死去。76歳。加賀(石川県)出身別号に艸(草)婦人,金城一婦人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android