加賀千代(読み)カガノチヨ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加賀千代」の解説

加賀千代 かがの-ちよ

1703-1775 江戸時代中期の俳人
元禄(げんろく)16年生まれ。加賀(石川県)松任表具屋の娘。11,12歳のころ北潟屋に奉公し,主人の岸大睡に俳諧(はいかい)をまなんだという。17歳のとき北陸地方巡遊中の各務支考(かがみ-しこう)に見いだされ,一躍,中央の俳壇にも知られる。さらに享保(きょうほう)12年支考の門人仙石廬元坊の来訪をうけ「松任短歌行」をなした。安永4年9月8日死去。73歳。通称千代女,千代尼。号は素園,草風。
格言など】月も見てわれはこの世をかしくかな(辞世)

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旺文社日本史事典 三訂版 「加賀千代」の解説

加賀千代
かがのちよ

1703〜75
江戸中期の女流俳人
千代女ともいう。加賀(石川県)松任 (まつとう) の表具屋の娘。号は素園。生涯不詳。幼少より才があり,作風は平易通俗。句集『千代尼句集』『松の声』など。

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百科事典マイペディア 「加賀千代」の意味・わかりやすい解説

加賀千代【かがのちよ】

千代女

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