日本歴史地名大系 「飯浜貝塚」の解説 飯浜貝塚いいはまかいづか 三重県:志摩郡磯部町井浜村飯浜貝塚[現在地名]磯部町飯浜 的岡外洋に東面する的矢(まとや)湾の奥に続く伊雑(いぞう)ノ浦北岸の波打際と、標高二一メートルの台地の麓の狭い平地にある。弥生時代から鎌倉時代に至る貝塚を中心とした遺跡。その範囲は約六千平方メートルに及び、満潮時には遺構面の一部が海面下になる。貝はマガキを主とし、アサリ、アカニシ、サザエ、イボニシ、ツメタガイなど多種のものがある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by