飯田歌子(読み)いいだ うたこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯田歌子」の解説

飯田歌子 いいだ-うたこ

1831-1907 幕末-明治時代の商人
天保(てんぽう)2年生まれ。初代飯田新七の長女。夫の2代新七とともに「たかしまや」を経営。禁門の変により家屋を焼失したが,商いを再開し,明治3年店舗を新築。夫の死後は,長男(3代)や次男(4代)と協力,美術染織や輸出用の刺繍(ししゅう)を開発し,フランスイギリスに貿易店をひらいた。明治40年10月12日死去。77歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android