デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯田神左衛門尉」の解説 飯田神左衛門尉 いいだ-しんざえもんのじょう ?-1274 鎌倉時代の武士。貞永(じょうえい)元年(1232)対馬(つしま)(長崎県)に流される。寛元4年宗重尚(そう-しげひさ)が,大宰府(だざいふ)に服従しない対馬の阿比留(あびる)国時(一説に国信)を攻めたとき,重尚をたすけて功をたてる。平定後,上県郡(かみあがたぐん)伊奈など国時の旧領をあたえられたという。文永11年10月2日死去。名は清安,のち国安。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例