養谷寺(読み)ようこくじ

日本歴史地名大系 「養谷寺」の解説

養谷寺
ようこくじ

[現在地名]箕面市上止々呂美

浄土宗。嶺水山と号し本尊阿弥陀如来。寺伝によると、往古勝尾かつお寺の配下西如さいによ寺と称したが文禄年間(一五九二―九六)大破。その跡に大坂一心いつしん(現天王寺区)を中興した存牟が一宇建立、養谷寺と号したのに始まるという。元禄九年(一六九六)の浄土宗寺院由緒書(増上寺史料集)には一心寺末、慶長二年(一五九七)存牟開山と記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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