饒津神社(読み)にぎつじんじや

日本歴史地名大系 「饒津神社」の解説

饒津神社
にぎつじんじや

[現在地名]東区二葉の里二丁目

明星みようじよう院の南に鎮座二葉山ふたばやま神社とも称した。祭神浅野長政・同夫人。旧県社。天保五年(一八三四)藩主浅野斉粛が浅野長政追孝のため建立に着手、翌六年竣功、遷宮式を行った。幕末多事の際、多大の労力・費用をかけてこの神社を新設したのは、藩政動揺権力の弱体化を防止する精神的支柱とするためであったと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む