首脳・主脳(読み)しゅのう

精選版 日本国語大辞典 「首脳・主脳」の意味・読み・例文・類語

しゅ‐のう ‥ナウ【首脳・主脳】

〘名〙
① 主なもの。主眼
童子問(1707)上「孟子之書、以仁義其首脳、七篇之中、無一字不自此二字紬繹出来者
小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉上「小説主脳(シュナウ)人情なり世態風俗これに次ぐ」
集団組織などで中心となる部分。また、そのような人。かしら。
※不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉上「早くも手蔓(てづる)つたうて陸軍の主脳(シュナウ)なる参謀本部の囲ひ内に」

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