日本歴史地名大系 「香合新田」の解説 香合新田こうばこしんでん 兵庫県:宝塚市香合新田[現在地名]宝塚市香合新田上佐曾利(かみさそり)村の枝郷で同村北部の三方を山で囲まれた一角にある。明治一八年(一八八五)の「地名索引」では読みを「カウガフ」とする。領主は上佐曾利村と同一で、天保一〇年(一八三九)高分けされたが郷帳でも分けられたことはない。寛永一八年(一六四一)に検地を受け「香箱山下新田」として高五石余(「上佐曾利村名寄帳」二井家文書)。元禄四年(一六九一)の免状(上佐曾利自治会文書)には延宝検地の石高が採用され、当新田高一五石余、本郷分数合香合(すごうこうばこ)新開八石余に分けて記載される。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報