香川本鷹(読み)かがわほんたか

事典 日本の地域ブランド・名産品 「香川本鷹」の解説

香川本鷹[香辛料]
かがわほんたか

四国地方香川県の地域ブランド。
主に丸亀市で生産されている。豊臣秀吉朝鮮出兵に加わった塩飽水軍が戦利品として受け取ったもので、伝統的な唐辛子塩飽諸島荘内半島栽培されていたが、安価な輸入品に押され生産量が激減し絶滅が危惧されていた。近年、香川本鷹の復活に向け、試験栽培を経て2007(平成19)年に本格的な栽培が始められている。莢は大ぶりで、辛みが強い。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

デジタル大辞泉プラス 「香川本鷹」の解説

香川本鷹

香川県で生産されるトウガラシ。一般的なタカノツメより一回りほど大きく、色は真赤で強い辛みがある。朝鮮の役の際に塩飽水軍が豊臣秀吉から拝領したものが栽培の始まりとの伝承がある。

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